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「景吾、侑士、もう少し待っていて下さいねv」

部活帰り、侑士が家へ寄りたいと言い出したのを聞き付けた景吾が、「俺様も行く」と言い出し、せっかくだから3人で夕ご飯を、ということになった。
景吾と侑士と一緒に買い出しなんて初めてだったし、なんだかとっても楽しい。

家へついて簡単に片付けをし、お気に入りのエプロンをつけるとキッチンへ向かった。

「やっぱり姫さんかわええv」
「エプロン姿も悪くねぇな。」

普段は一人暮らしなので、誰かの為に作るということがなんとなく嬉しい。
侑士が突然来たりすることは少なくないが…。

…よ〜し、気合い入れて作るぞ!

「適当に買い出しして来ちゃったけど、食べれないものとかありました?」

そう言いながらリビングの方を振り向くと予想外に至近距離にいる2人。
じっと見ている視線がたまらなく痛い…(汗。

「まだ時間かかるので…そっちのソファーで待ってて下さい…。」
「なぁ姫さん、アレやってや…。『あなた〜、ご飯にする?お風呂が先?それともわ・た・し?』」
「ゆ…侑士……?」

そんなことを言いながら迫ってくる侑士に思わず後ずさる。
背中にシンクの冷たさを感じながら無理矢理話題を変える。

「そ…それより…景吾っ!」
「なんだ?」
「景吾は何が食べたい…?」


</font></font><div align="left">「あ〜ん?そんなのお前に決まってんだろ?」<font size="1">


……お願い、2人とも…。
準備終わるまでソファーで待ってて……(泣。

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